ツツジ科 (Ericaceae) は被子植物の科のひとつで約100属1350種が含まれる。木本(一部つる性)で、石灰質土壌を嫌い酸性土壌に育つものが多い。また菌根菌と共生し「ツツジ型菌根」を形成する。温帯から寒帯に多く分布する。
園芸用樹木のツツジ、サツキ、シャクナゲ、アザレア(以上ツツジRhododendron 属)、ドウダンツツジEnkianthus perulatus、カルミアKalmia sp.、エリカErica sp.、アセビPieris japonica など、果樹のブルーベリーVaccinium sp.、クランベリー(ツルコケモモVaccinium macrocarpon)、高山植物のコケモモVaccinium vitis-idaea 、シャシャンボなどがよく知られる。
従来は子房上位のツツジ亜科と、子房下位のスノキ亜科に大きく分けられていた(現在は一部の属がさらに分けられている:APG植物分類体系の項参照)。
主な属 [編集]
アセビ属 Pieris
イソツツジ属 Ledum
イワナシ属 Epigaea
イワナンテン属 Leucothoe
イワヒゲ属 Cassiope
ウラシマツツジ属 Arctous
エリカ属 Erica
カルーナ属 Calluna
カルミア属 Kalmia
シラタマノキ属 Gaultheria
ジムカデ属 Harrimanella
スノキ属 Vaccinium
チシマツガザクラ属 Bryanthus
ツガザクラ属 Phyllodoce
ツツジ属 Rhododendron
ドウダンツツジ属 Enkianthus
ネジキ属 Lyonia
ヒメシャクナゲ属 Andromeda
ホツツジ属 Elliottia
ミネズオウ属 Loiseleuria
ミヤマホツツジ属 Cladothamnus
ヤチツツジ属 Chamaedaphne
ヨウラクツツジ属 Menziesia
APG植物分類体系 [編集]
APG植物分類体系では従来のガンコウラン科、イチヤクソウ科、シャクジョウソウ科、エパクリス科もツツジ科に含め、約125属4000種ほどの大きな科になる。次のような系統樹が推定されている。
ツツジ科
Enkianthoideae(ドウダンツツジ亜科:ドウダンツツジ属のみ)
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