井戸(いど)は地下水、温泉、石油、天然ガスなどをくみ上げるため、または水を注入するために、地面を深く掘った設備である。
単に「井戸」といった場合は、地下水を飲用目的に汲み上げるための施設を指すことが多い。以下、地下水を汲む井戸について説明する。
人は昔、川の近くに集落を作り、そこに張り出しを作って洗い物や水汲みをした。後に水を堰き止めて水を溜めるようになった。これらの張り出しや水を溜めたもののことを「井戸」と呼んでいた。シリア北東部、新石器時代のテル・セクル・アルアヘイマル遺跡から発見された井戸は約9000年前のもので、浄水目的では最古の例と云われている。
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やがて、山の麓に横穴をあけ、地下水を溜めて使うようになった。これにより、人は川から離れて集落を作ることがより容易になった。 さらに、井戸を掘削する技術の向上によって穴を縦に掘れるようになることで、地下水のある所ならどこでも住めるようになり、人々の居住範囲の拡大に資したものと考えられる。
地表から帯水層まで穴を掘ってつくる。概ね垂直に掘削する場合が多いが、崖地などでは水平方向に掘削して作成する。